『クラブ広島』は1950年に設立され 2020年で70周年を迎えました。
この年、創立70周年を祝う記念大会事業を計画いたしましたが、前代未聞のコロナウイルス感染拡大の影響(コロナ禍)で、開催を断念いたしました。
2020~2022年の2年半に亘り、何度も「緊急事態宣言」が発令されました。そのため、毎月のクラブ例会開催も自粛を強いられ、クラブ活動に多大な影響を及ぼしました。また、定例総会も二回にわたり、対面でない「書面表決」開催を余儀なくされました。
コロナ禍は終息しないまでも、沈静化のもと、会員の皆様がしっかりと感染予防に務め、例会活動を再開いたしました。
それ以来、創設の趣旨にそって、毎月開催の月例会を絶やさず開催し、今日まで活発に活動を続けております。
広島県民の先人たちは、穏やかな心の奥底に先取敢闘の精神と極めて強い根性をひそかに持ち続け、古くよりアメリカ移民、海外・国内に進出し活躍してこられました。
この誇りとするパイオニア精神は、今日もなおここ関西エリアでも、経済・文化・医療の多面にわたり発揮されています。さらに、多くの方々が指導者としての役割を担い、社会の発展に貢献され、大きな功績を残されています。
この広島県人の勤勉さと、力強い自主独立の精神を受け継ぎ、私達はクラブ活動に集い、自由闊達に語り合い、親交を深め、会員相互の啓発を図っています。
今世紀は世界規模の社会・経済の変化が目まぐるしく、日本を取り巻く世界情勢は大変厳しい状態にあり、今こそ強い絆が必要です。
『いつまでも清らかな文化の香りをただよわせるクラブであってほしい』と願われた、創設者・鈴木剛氏のご功績を顕彰し、この輝かしいクラブの活動を皆様と共に、しつかり継承してまいりたいと存じます。
クラブ広島の設立趣旨に賛同される広域の有志が集ら、開かれたクラブの益々の発展を願っております。
広島にゆかりのある方々、広島に限らず、どなたでもご関心のある方々のご参加を心からお待ちいたしております。
2024年10月 会長 安冨 國詞
会長 安冨 國詞
クラブ広島は、故鈴木剛氏によって、1950(昭和25)年に創設されました。
広島県人は、明治以降、日本国民の先頭に立って、アメリカ合国ほか、世界の各地に進出をした、進取の気風に満ちて相互扶助を重んじる県民性を備えています。同様に、京阪神地区にあっても、早くから知恵と勤勉さをもって経済界に活躍し、多くの経営者を輩出してきました。
創設者の故鈴木剛氏は、広島県出身の経済界に広く活躍の場を広げ、やがて住友銀行頭取、朝日放送社長、ホテルプラザ社長など、関西経済界の発展に偉大な功績を残されました。
故鈴木剛氏は、広島県出身者および広島県にゆかりのある経済人、学識経験者を迎えて、県民性を誇りとして、同志が相互におおいなる希望を育て、たくましく成長発展することを願いクラブ広島を設立されました。創設者の故鈴木氏が自ら会員の中心となり、経営者の資質を高める為に豊富な知恵と経験をもとに語りかけられ、多くの経営者に得がたい経営者スピリットを与えてこられました。その志を受けて、クラブ広島の会員は、有志の親交をもとに、創設以来の伝統を継承し、今日にいたるまで円滑に事業活動を続けております。
故 鈴木 剛 氏
会員は、広島県ゆかりの方、また広島県に限らずクラブの趣旨に賛同された方で構成されています。
経営者、医療従事者・法曹界・経済・産業界でご活躍の社会人の方々も入会され例会に参加されています。
役員 | 会長 | 安富 國詞 |
---|---|---|
副会長 | 鳥越孝・積山 敬経・ 吉崎 健 |
|
会計 | 村木眞志 | |
監査 | 海原 俊哉・上川敬晴 | |
幹事 | 岡田 章・鶴岡香・ 徳永勝人・東谷敏雄・ 平田佳照・光貞香代子・ 森田淳二・河原 誠司 |
|
名誉顧問 | 湯崎英彦・金田 博夫 |
会員 | 特別会員 | 5名 |
---|---|---|
会員 | 54名 (上記役員・幹事を含む) |
|
法人会員 | 6名 |